平成26年6月9日公開講座「アフリカゾウのいない地球」が開催されました。

IMG_0023

アフリカ象のいない地球・・象牙目的の密猟の果てに・・

開催日付 平成26年6月9日(月) 場所 岡崎市図書館交流プラザ 時間13:30~15:00 講師 滝田明日香 現在、中国をはじめ世界で消費される象牙を採るために、年間30,000頭以上のアフリカ象の命が奪われています。 それは、密漁と違法の象牙取引によるもので、その利益はイスラム過激派のテロ組織へと流れています。 今すぐにでもこの流れを止めなければ、15年後には、間違いなくアフリカ象は絶滅しています。 今、われわれが出来ることは、せめて象牙製品を買わないこと、消費しないことです。 象牙流通しなければ象を殺す意味がなくなります。そして、象が狙われることもなくなります。 私たちの子や孫の時代にも、アフリカ象がこの地球上で生き続けられるために、 象牙製品を買うことは絶対にやめましょう。地球で最も偉大なアフリカ象のために!!そして、地球の生物多様性を守るために!

講師 滝田 明日香 先生(ケニアの獣医師)

tok2

アメリカの大学を卒業後、アフリカに渡り、ケニアで獣医師の資格を取得。現在、マサイマラ国立保護区の管理施設に勤務。 野生動物の密猟対策で探知犬、追跡犬を育成。肉食獣を狂犬病から守るプロジェクトなどに取り組む。 特に、ここ数年、象の保護目的にNGO〝アフリカゾウの涙”を主宰し、メディアを通し、象牙需要ゼロの運動に力を入れている。 日本でも「情熱大陸」「世界不思議発見」「NHKドキュメンタリーWAVE」「NHLクローズアップ現代」などにも出演し、広く活動が紹介された。

多くの方が参加されました

tok3

当日は愛知ペット専門学校の学生や本学の姉妹校、IPCペットカレッジ、NPC高等学院の学生をはじめ 一般の方のご参加を広く得ることができました。 また、当日は報道機関の方々も4社来場され、取材を行っていかれました。 ご参加された方々の反応はアフリカ象のおかれた環境の厳しさ、難しさに驚き、自分の出来ることはすくないけれど この事実を多くの方々に伝え、象牙取引の根絶を願っている先生の言葉に大きくうなずく様子が見られました。 また、講義終了後の質疑応答でも積極的に質問する学生が多くあり、有意義な一日でした。

tok4

今後、愛知ペット専門学校では地域貢献の一環として、さまざまなテーマを取り上げ、本学の学生や関係各位、 地域住民の方を対象に公開講座を実施していく予定です。

不安?疑問?はLINEで!

お問い合わせ