仔犬誕生情報2016年7月

当学では学内で多数の動物を飼育していて、その中から交配に適している犬を交配させ、妊娠、出産、飼育を行う産室があります。こうした一連の作業を学生みずからの手で行うことで、ペットショップを支えるブリーディング事業の運営の仕方やペットショップへの出荷、販売方法を幅広く学んでいきます。当学の産室では毎月出産がみられるのですが、今年も1月から5月まで毎月2件の出産があり(6月は0件でした）7月も2件の出産がありました。

今月出産したのはマルチーズが7月9日に4頭、（オス2頭、メス2頭）。ヨークシャーテリアが7月12日に2頭(オス2頭）です。マルチーズはお母さんが初産の割には4頭と頑張ってくれました。またヨークシャーテリアはもう一頭生まれたのですが、母乳を飲む力が弱く、学生たちが交代で人口哺乳を行い育てていたのですが生後3日で死亡してしまい結果オスのみ2頭となりました。

今回、マルチーズは午前12時～15時、ヨークシャーテリアは午前10時から12時ごろにかけて出産となりました。

犬の出産は夜間にあることが多いので、夜間はペットアドバイザー科の先生が学校に宿泊して、急な出産に備えるのですが、今回は日中の出産となりました。日中の仔犬たちのお世話は学生が交代で行っています。

この後46日齢になるまで当学の産室で育て、その後ペットショップへ出荷していきます。通常20日齢ぐらいで離乳食を与えていきますが、それまでの間はお母さんと一緒に育てていきます。46日間、産室にはペットアドバイザー科の学生が交代で世話をします。小さな命にふれ、育てることは学生にとって「とても楽しい」経験です。