ドッグトレーナー科
■「叱るよりほめる」新しい付き合い方
■保護犬が里親を見つけられる訓練
学習内容
まずは訓練の基本を学び、それぞれの目的に合わせて学習する
基本服従訓練
トレーニングの基礎
ドッグトレーニングの基本は基本5項目であるスワレ、マテ、フセ、コイ、ツケを教える所から始まります。
全ての訓練は基本5項目から始めます。
保護犬訓練
保護犬を人に慣れさせる
保護された犬達は、人に対する恐れ、不信感などを持ち、攻撃的になっている場合があります。新しい飼い主と出会える様に人に慣れさせることが必要です。
しつけ教室訓練
飼い主様にしつけを教える
ドッグトレーナーは飼い主様と愛犬が共に幸せになる環境を作る事ができます。そのために飼い主様にしつけを理解して頂く事が重要です。
高等訓練
アジリティやディスクなど
アジリティやディスクなどの訓練を行い、それぞれの目的に合わせた高度な訓練を行います。出来なかった事ができる様になることで、担当犬とのキズナが深まります。
各種競技会出場
自分の技術を確かめてみる
基本訓練を終え、高度訓練を行っていったら自分の力を試すために全国ドッグトレーニングコンテストやIPCグループ主催のわんわん番付など各種競技会に出場し、実技レベルを試しましょう。
コースの特徴
全国トップクラスの訓練技術をAPCで学ぶ
1.楽しくトレーニング
仲間や兄弟と遊びながら周りとの関係を学ぶ犬たち。だからこそ、遊びながらコミュニケーションを図るのがしつけへの極意です。信じるか信じないかはあなた次第?
2.保護犬の訓練
不幸な環境に置かれた犬は人を恐れ、過度な警戒心を持つケースがあります。こうした状況を緩和し、人に対して少しでも友好的になるように訓練を行います。
3.能力開発で使役犬訓練
災害救助犬や補助犬など人の役に立てる能力の開発を学ぶ。様々な仕事に携わる使役犬。人と犬の無限の関わりを学んでいくのもこの実習の魅力です。麻薬探知犬の現場見学など皆さんの夢も膨らむでしょう。
授業時間
1,855~2,375時間
講義18%/実習82%
取得可能な資格
人と犬の幸せを構築できるドッグトレーナーに
- NAVA認定ドッグトレーナー(一般社団法人日本動物専門学校協会)
- NAVA認定ペットケアアドバイザー(一般社団法人日本動物専門学校協会)
- IPC協会認定DOG TRAINERC3級~C2級(一般社団法人国際ペットカルチャー協会)
- 損害保険募集人資格(アニコム損害保険株式会社)
- 愛玩動物飼養管理士(公益法人日本愛玩動物協会)
- 公務員試験国家3級、地方初級
- 家庭動物販売士(一般社団法人全国ペット協会)
- ペットシッター士(NPO法人日本ペットシッター協会)
- ビジネス能力検定(B検)(文部科学省後援)
- 専門士(文部科学省認定)
カリキュラム
- 1年次 NAVA認定トレーナー3級・ペットシッター士
- 2年次 NAVA認定トレーナー2級▶1級
- 卒業 プロフェッショナルドッグトレーナー
頑張っている在校生のご紹介
中村さん
杜若高等学校出身
大橋さん
東海工業高等学校出身
伊藤さん
飯田女子高等学校出身
西澤さん
享栄高等学校出身
西田さん
中部大学出身
愛知ペット専門学校(APC)のドッグトレーナー科のスキルの高さは、全国ドッグトレーナーコンテストの7年連続全国制覇が証明しています。一人一頭の担当犬はもちろん、しつけ教室・犬の学校・お預かり訓練など、実際のお客様を相手にする多くの現場と、長年の実績に基づいて築かれたカリキュラムこそが,APCの最大の魅力です。各方面で活躍できるドッグトレーナーの可能性を皆さんと追求していきましょう。
高度訓練&保護犬訓練への取組み
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災害救助犬訓練
高度使役犬訓練の一環として災害救助訓練育成の取り組みを行っています。 -
使役犬訓練
人の役に立つために「働く」犬を育てる訓練を行います。それぞれの目的に基づいて犬の持つ潜在能力を引き出します。 -
各種コンテストへ出場
IPCグループ内のコンテストや日本動物専門学校協会のコンテストや他団体主催のコンテストに出場し、多くの経験を習得します。 -
8年連続日本一
2024年2月、本校は日本動物専門学校協会が主催するドッグトレーニングコンテストで8年連続日本一を達成しました。 -
保護犬の訓練計画
保護犬の性格をよく理解し、人に対して友好的になる為の訓練方法を教員を交えて立案します。 -
人に対して友好的な犬を育てる
チラシを作成したり、ポスターを掲示したり、学生が主体になって里親探しを行います。 -
里親探し
チラシを作成したり、ポスターを掲示したり、譲渡会を開いたりして学生が主体となって里親探しを行います。
授業実習レポート
担当犬+複数の実習犬で豊富な訓練実習
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犬と仲良く
たくさんのわんちゃんがいます。自分の担当犬はもちろんその他の犬とも仲良くできることはプロのトレーナーへの第一歩。常に犬達の表情に注意しましょう。 -
アイコンタクト
トレーナーにとってアイコンタクトは一番大事。犬とのコミュニケーションやコントロールの基本です。担当犬と息を合わせてしっかりとアイコンタクトして成長しよう。 -
基本服従訓練
飼い主様の常に横にいる「脚側歩行」がしっかりできていると犬を飼うときにとっても安全です。飼い主の左足の横でリードを引っ張ることなく、常に歩くため、お散歩でも安心です。 -
ふれあい
犬のプロにとって、ふれあいは第一歩。全身どこにふれてもわんちゃんが落ち着いている・・・まさにわんちゃんが信頼している証拠。ふれあいから病気の早期発見につながることも・・・。 -
遊び
犬はとても遊びが好きな動物です。ご褒美でもエサやおやつが好きな子もいれば遊びが一番のご褒美という子も少なくありません。楽しく遊びながらわんちゃんと共に成長していきましょう。 -
ディスクにチャレンジ
フライングディスクに挑戦。まずはディスクに慣れることから始め少しずつキャッチすることを学ばせます。自分のディスクコントロールもしっかり練習して、初めてパートナー犬がキャッチしたときは大感動です。 -
室外で訓練
APCには室内の訓練教室の他に青空の下に大型ドッグランもあります。思う存分、担当犬と走り回ることができます。太陽の下、風を感じながら犬と走り回れる環境は春や初夏などは最高です。 -
今日も一日お疲れ様
授業が終わったら担当犬を犬舎へ。訓練教室横のトイレゾーンで排泄もきちんとさせて食餌。日頃の健康ケアから担当犬と一緒だからこそ日々の勉強や実習で息のあったパフォーマンスができます。
ドッグトレーナー科カリキュラム
共通基礎
- 動物行動学1
犬猫の基本的な行動様式と学習方法について学ぶ - ペット一般教養1
就職セミナー(業界の就活事情、社会人としての心構え、履歴書の書き方、自己分析の方法等) - 共通基礎
犬との接し方や犬具等道具の扱い方等、犬を扱ううえで必要となる基本的な習性や生理等について学ぶ - 各科実習
所属する部科に関わらず、ペット美容、しつけ訓練、動物看護、飼育繁殖の基礎を学ぶ - 動物機能形態学1
主に犬猫を中心に動物の体の構造、筋骨格系等の機能を理解する。さらに解剖学用語を習得し、生命現象を理解する - 動物感染症学1
病原体になりうる微生物の感染予防法を理解し、動物の健康維持に努める - 動物健康管理
健常な犬猫に必要な日常ケアと適正飼育法について理解し、個体にあった適正飼育に努めるよう飼い主指導に活かす - 動物医療関連法規1
動物愛護及び管理に関する法律における責務と規制事項を理解し、動物福祉と人との共生の観点から関係法規を学ぶ - 伴侶動物1
エキゾチックアニマルの生理と生態から適正飼育法及び主な疾病について学ぶ - ペット一般教養2
就職セミナー、社会人準備、経営組織等についての概説 - 特別活動1
スクールフェスティバルや校外学習等を通じて、協調性や課題発見力を養う - 特別活動2
主な学校行事である球技大会、スクールフェスティバル、ゼミ発表会、校外イベント活動等の企画運営又は協力 - ゼミナール
卒業研究を通じてプレゼンテーションスキルを身につけ、表現力向上を図る - 課題研究
卒業研究及び卒業論文の作成
専門科目
- 専科実習
犬の訓練に必要な人の歩き方、「賞罰」の与え方等訓練士としての基本動作を実践して習得する。 - 動物飼育実習3
一頭一頭の担当犬に対し、日常のケア、体重コントロール、備品管理の3項目に対し、実務レベルでの管理能力育成を目指す。 - 高等訓練学
臭気項目、介助項目などの使役犬の訓練内容を学ぶ - 専科選択科目
犬の問題行動に対する知識を深め、顧客に対してのカウンセリング、アドバイス等の話術を学ぶ - 犬舎実習
日常生活における犬のしつけ、健康管理、ケアなど - 飼育管理実習2
連携する企業が保有する犬猫等の飼養保管等を行い、飼養技術や衛生管理能力の拡充を図る - 訓練実習3-1オビディエンス
基本服従訓練から遠隔操作など - 訓練実習3-2パフォーマンス
まわれ、股くぐり歩行などの一芸項目を実際に教えていき、ドッグダンスの構成などショーテクニックを実践する - 専科選択
しつけ教室等 - 能力開発実習
災害救助犬育成、介助犬育成など - インターンシップ
連携する企業であるわんわん動物園やペット美容室などで実務研修を行う - 飼育管理実習
わんわん動物園が保有する多種・多頭数の生体の飼育管理能力と専門的技術の基礎力を増強する - 動物飼育実習1
わんわん動物園から生体提供を受けた担当犬に対する衛生管理を動物園業務と直結した指導教育に取り組む - 動物飼育実習2
今の時代に合った展示動物の管理について、お客様の視線を意識した日常のケア等を通じて生体を扱う基礎力を養う