ドッグトレーナー科

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DG-カリキュラムバナー1

災害救助犬の育成 Rescue Dog

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今なお被害の爪痕が残る東日本大震災。多くの命を失い、復興の苦難を乗り越えようとしている被災者の皆さんから学べることがあります。「いざというときのために、ペットを守るのは私たち人である」ということです。 万が一何かが起きたときに困らないようにするために、どんな時でも呼んだら戻ってくるよう「オイデ」を教えたり、どこでも生活できるようクレートといわれる箱タイプのもので「ハウス」を教えたり・・・。今まで行ってきた「しつけ」と教えることは何も変わりません。ただ、もう一歩踏み込んだ、違う意識で取り組む必要があるのです。 それは、災害救助犬の育成。災害救助犬は、被災地に出向き人ではわからないかすかな生存者の匂いを嗅ぎつけ、救助隊に教える仕事をする使役犬です。瓦礫を積み重ね匂いをたどらせたり、森林など視界が悪く、高低差のある山道で捜索活動を行ったりと広い場所が訓練では必要になります。本校では「今できること、すぐ実行」をモットーに、校舎を利用した救助犬訓練を行っています。そして、犬種にこだわらず、チワワやミニチュア・ダックスフントなど家庭犬で人気の高い小型犬種でも同じ訓練を行っています。被災ペットたちの中で飼い主と離ればなれになった迷子犬が自分で飼い主を探しあてることができれば、と考えているからです。実際に救助活動ができる犬はまだいませんが学生たちと力を合わせ、より多くの人と大好きな犬のためにがんばっています。

パートナードッグとともに成長し続ける

DG写真4犬という動物の習性は同じでも、得意なことや苦手なことは犬それぞれです。人に撫でられることが好きな犬でも嫌な触られ方があるように、教科書通りに行かないのがドッグ・トレーニング。本校では、その犬にあった方法を考えるためのグループ実習、考えた訓練内容を実行するマンツーマン実習の2つの実習形式で確実に経験値を増やすことができます。あなただけの担当犬と共に悩み、笑い、一緒に成長することができます。また、提携するわんわん動物園の保有犬すべてを対象とした生きる教材から「観て学ぶ」環境を最大限に活用し100頭以上の犬の個性を学び、それぞれにあったトレーニング技術を学びとることができます。

しつけ教室

DG写真3わんわん動物園で実際に開催している「いぬの学校」で会員のお客様を対象にしつけ教室を開く授業を取り入れています。一般の飼い主さんのリアルな悩みを聞き、自分が学んできた訓練の知識や技術を分かりやすく的確にアドバイスする「伝える力」を習得します。 この授業は企業と連携しているからこそできるもので、当校にしかできないことでもあります。


目に見える実力の証
パートナードッグと新たな挑戦

DG写真1ドッグ・トレーナーの活躍する場は、訓練所だけではありません。ペットショップで新しく犬を迎える飼主様へのアドバイスや動物病院でのしつけ相談など必要な知識もひとつの分野だけでは足りません。当校では、ZPK家庭動物管理士や損害保険募集人資格などあなたの目標とするトレーナーに必要な資格取得をサポートしていきます。
そして、「なにができるの?」と聞かれたとき、「競技会で入賞しました」とはっきり実力を証明するために、各競技会への入賞を目標にパートナー・ドッグの実習に取り組んでいます。

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